日本在住の中国人が台湾に観光に行くには?(停止中)

[ 緊急公告 ]為防止武漢肺炎疫情「擴大」,自臺北時間2020年1月27日零時起,系統將暫緩受理「旅居海外大陸地區人民申請來臺觀光」 申請案。另已申獲入臺許可證者,亦請暫緩來臺。

中国人の台湾ビザ申請(停止中)

日本在住の中国国籍の方が、台湾地区に旅行に行く場合は、どうすればいいのでしょうか?

ビザ専門の行政書士が解説します。

【お知らせ】2020年1月27日より、コロナウイルス感染防止のため、新規での台湾ビザ申請の受付を中断しております。

許可証を取得します

許可証

日本在住の永住者であっても、台湾地区入境の際には、

事前に許可証の取得が必要になります。

正式名称は「中華民国台湾地区入出境許可証」です。

ビザと同じだと思っていただければ結構です。

オンライン申請

許可証の取得方法は、オンラインでの申請が便利です。

中華民国内政部移民署の境外人士線上系統から

オンラインで申請可能です。

ただし、申請できるのは、下記いずれかの該当者に限ります。

  1. 海外に留学している留学生
  2. 海外の永住権を取得した者
  3. 海外に1年以上の勤務している者
  4. 海外に家族ビザをもって在住しており、財務証明がある者
  5. 海外(香港とマカオを除く)の国籍を取得後、在住4年未満の者

日本に住んでいる、中国国籍の永住者であれば、上記2に該当しますので、申請可能です。

申請方法

ホームページ

先ほどの、線上申請のページに、大まかな流れが明示されています。

中国語ですので、よく読めばわかるかと思います。

まずは、申請書を入力し、送信します。

審査官が審査を行い、問題なければ、オンラインで支払います。

その後、許可証をプリントアウトすれば完成です。

それでは、申請手順についてみていきましょう。

まずは、「我要申請」ボタンをクリックします。※画面は英語になっています。

申請ボタンをクリック

管轄にご注意!

このオンライン申請の方法が使えるのは、

  • 東京にある台北駐日経済文化代表処
  • 大阪にある台北駐大阪経済文化代表処

の管轄都道府県に居住する方のみです。

管轄の選択画面

つまり、東京都、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、山形県、山梨県、長野県(以上東京管轄)。そして、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県(以上大阪管轄)の方に限定されます。

それ以外の県、例えば、神奈川県、静岡県の方は、この方法での申請ができません。ご注意ください。

写真のアップロード

写真アップロードのページ

写真のアップロードは、電子データで行います。

以下のように、細かい規定がありますのでご注意ください。

特に、データサイズが適合していないと、エラーになります。

写真の規定

申請書の記載方法

申請書は、主に個人情報に係る内容です。

台湾地区の連絡先や、

両親、配偶者、子供の生年月日、住所、職業なども入力します。

申請書以外の必要書類は?

日本在住の永住者の場合は、次の書類が必要です。

  1. パスポートの個人情報ページ(有効期限が6カ月以上あるもの)
  2. 在留カードの表裏面
  3. 住民票(発行から3カ月以内のもの)
  4. 未成年(20歳以下)の場合は、父母の同意書

必要書類は、多くはありません。

これらは、すべてスキャンPDFにしてアップロードします。

こちらもデータサイズによっては、アップロードできない場合がありますので、

ご注意ください。

取得できる許可証は?(停止中)

永住者の方であれば、1年間有効で、

複数回渡航可能の許可証が発行されることが多いです。

料金は?

申請費用は、オンラインで、1000台湾ドル支払います(2019年1月現在)。

参考頁