2023年6月現在、中国渡航の際には、出国前のチェックインカウンターで、検疫での健康申告の手続きが必要です。

成田空港の中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアライン)のチェックインカウンターの前には、上記の写真のような案内が掲示されていました。

航空会社は搭乗時に抗原検査結果およびPCR検査の陰性証明書の確認を行いませんが、以下の中国税関の健康申告コードの確認をしています。

 

渡航に影響が出ないようにまずは、ミニアプリ(小程序)のインストールから、進めてください。

WECHAT(微信)で、QRコードを読み込むか、または、「海关旅客指尖服务」(Customs Pocket Declaration)を検索して、WeChatミニアプリをインストールします。

※そもそも、WECHAT(微信)を持っていない方は、WECHATからインストールしてください。

このミニアプリ、英語版と中国語版がありますが、日本語はありません。

そして、出発前の48時間以内に、抗原検査もしくはPCR検査を行っていただきます。検査の結果が陰性であれば、税関コード申請のときにもそのように申請して、中国への渡航が可能となります。

 

では、「中国税関出入国健康申告」(日本語で、税関コード申請)を行います。

氏名やパスポート番号(パスポートをカメラから読み込むこともできるようです)などの個人情報のほかに、

航空券の便名と、座席番号を入力する必要があります。

チェックイン前で、座席番号がわからない方は、とりあえず、仮の番号を入力し、あとで訂正(変更)することもできます。

過去14日間で滞在していた国・地域名も入れます。

ほとんどの方は、日本のみとなると思いますが、いつからいつまでという日付の入力時には、日本に入国した日ではなく、14日前の日付から、今日の日付までとなります。

中国の滞在先や、連絡人の氏名も記載します。

滞在先の電話番号などは、ホテルの電話番号でもよいと思いますが、連絡者がいない場合、どうすればよいのでしょうか、これについては確認できませんでした。

現時点では、出張のケースが多いと思いますので、出張先のコンタクトパーソンを入れておきます。

それ以外は、健康状態、症状の申告ですので、間違えはないでしょう。

最後に、「過去48時間以内の抗原検査・PCR検査の結果」を選択し、申告ボタンを押せば、登録終了です。

登録完了後、QRコード付きの画面(中国税関の健康申告コード)が表示されます。

念のため、画面キャプチャをとっておき、オフラインでも表示できるように準備しておくとよいでしょう。

また、中国大使館のホームページにおいても、「中国への渡航者のための防疫対策ガイド」をページが掲載されていますので、併せてご確認ください。