こんにちは。行政書士の横山です。

YOKOYAMA
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現在当事務所では、観光・出張目的の代理申請業務の受付を再開いたしました!留学ビザも代理を受け付けております。

そこで今回は、

日本在住の外国籍の方が、オーストラリアへの行く場合の「留学ビザ(学生ビザ)」の申請について、

詳しく説明したいと思います。

コロナ禍の影響はなくなり、オーストラリアへの留学は問題なくビザ申請できる状況にあります。中国人の方であっても、留学ビザは許可されます。

学生ビザは、ImmiAccountを通じてオンライン申請します。ImmiAccountオンライン申請については、下記をご覧ください。

よくある質問

ビザの種類は?

クオッカワラビー

 

さて、これらの国の一般のパスポートをお持ちの方が、

中長期(3カ月以上)の留学・語学留学目的で申請する場合に申請するのは、

「学生ビザ(留学ビザ) サブクラス500」

(Student visa (subclass 500) )です。

ご心配な方は、オーストラリア内務省のExplore Visa Optionsのページから、ご自身の状況を確認するとよいでしょう。

なお、3ヶ月以内の短期の語学研修・遊学の場合は、訪問ビザ(Visitor Visa)になります。

ビザが許可された場合、通常は在学期間+1~2か月間まで有効のマルチプル・ビザ(複数回の渡航可)を付与されます。

申請方法は?

学生ビザの申請方法は、オンライン申請によります。学校入学予定の4カ月前から申請できます。ビザの審査には1~2.5カ月かかりますので、早めの申請をお勧めします。

YOKOYAMA
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現時点の平均的な処理速度は、だいたい1か月半から2か月程度です。

また、申請の要件はおおまかに次の3つになります。

  1. オーストラリアで政府認定の学習コースに、フルタイム(25時間以上/週)で在籍すること。
  2. 海外留学生健康保険(OSHC)に加入すること。
  3. 健康診断を受けて、条件をクリアしていること。
  4. オーストラリア滞在時に必要な生活費、学費等、十分な経済力があること。
  5. 6歳以上であること。ただし、18歳未満の方は、オーストラリアで生活できることを証明する必要があります。

「学習コースに在籍すること」というのは、具体的には、政府認定の教育機関(CRICOS登録校)から入学許可証をもらっていることが前提になります。現地で学校を探すことは認められません。

「海外留学生健康保険」は、指定の保険に、渡航の少なくとも1週間以上前から加入開始し、在学期間すべて加入していることが必要です。オーストラリアでは、学生ビザで滞在する場合、この保険に加入することが義務付けられています。

海外留学生健康保険(OSHC)

Allianz Careなどの保険会社のホームページから、学生ビザ専用の健康保険がオンラインで購入できます。これらの保険は、ビザの要件に合致するように設計されていますので、いろいろと保険内容を調べる必要もなく購入できて安心です。日本語や中国語もあって、価格も調べやすくなっています。保険適用日と加入期間を入力すれば、見積も簡単にでてきます。

オーストラリアの学習コースは、次のように分かれます。

オンライン申請の回答でも、チェックする箇所がありますので、ご自分がどれに当たるかを事前に確認しておいてください。

  • 独立したELICOSセクター(海外留学のための英語集中講座)
  • 学校部門:中学校コース(中学・高校を含む)、認定中学交換プログラム。
  • 職業教育・訓練部門:サーティフィケートI、II、III、IV(ELICOSを除く)、職業教育訓練(Vocational Education and Training:VET)ディプロマ、職業教育訓練(Vocational Education and Training:VET)上級ディプロマ、職業大学院サーティフィケート、職業大学院ディプロマ。
  • 高等教育部門: 学士号、準学士号、グラデュエートサーティフィケート、グラデュエートディプロマ、コースワークによる修士号、高等教育ディプロマ、高等教育上級ディプロマ。
  • 大学院研究部門:研究による修士号、または博士号
  • その他

ELICOSとは、English Language Intensive Course for Overseas Studentsの省略形です。日本においても留学ビザが発給可能な日本語学校は指定を受けていますが、オーストラリアでも同様に、海外からの留学生に英語を教える語学学校は、政府から認定を受けている学校であり、それらの認定校(または語学コース)をELICOSと呼んでいます。

つまり、留学ビザを申請する場合には、どのような学校でも良いというわけではなく、認定校に入学する必要があります。

オンライン申請の方法

オンライン申請について、解説します。

STEP1 ImmiAccountの登録
オンライン申請では、ImmiAccountの登録が必須となります。
STEP2 ImmiAccountのサイトから申請書の作成
作成したアカウントを使って、オンラインのサイトにアクセスし、情報を入力して、申請書を記入していきます。
STEP3 証明書類のアップロード
写真やパスポートコピー等の必要書類をデータで、オンラインシステムにアップします。
STEP4 申請料金のお支払い
クレジットカードにより、オンラインで支払います。
STEP5 指定の病院で健康診断を受ける
オーストラリア政府指定の病院で健康診断を受けます。健診結果は自動的に政府に通達されます。
審査終了後、ビザの結果通知がメールで届きます。

オンライン申請では次のメリットがあります。

  1. 自宅に居ながらにして申請できる。
  2. 書類を郵送しなくてもよいので、申請期間が短縮される。
  3. 郵送費用がかからない。

一方で、オンライン申請にも、デメリットがあります。

  1. ペーパーレスである反面、データの管理が煩雑となる。
  2. 紙の書類をデータ化(例えばスキャン読み取り)しなくてはならない。さらに、データサイズの制限もあり、ダウンサイジングなどのデータ処理が必要になる場合がある。
  3. クレジットカードがないと、申請費用が支払えない。

オンライン申請が不慣れな場合は、ビザ専門家に依頼するのが良いでしょう。

オンライン申請の手順

ImmiAccountにログインします。My applications(マイ・アプリケーション)のタブの、「New Application」(新規申請)をクリックします。ImmiAccountのアカウント開設の手順については、ここでは説明を省略します。

次に、「Student」→「Student Visa (500)」を選択します。

そして、Terms and Conditionsをよく読み、同意しましたら、情報を入力していきます。

入力した情報は、ImmiAccountに記録され、いつでも読み込めますので、一気に申請しようとせず、何日かに分けてゆっくりと、そして、正確に、慎重に記入していきます。

すべて記入が終わりましたら、紙でプリントアウトもできますので、確認します。

記入がすべて終わりましたら、各種必要書類をアップしていきます。

ビザの必要書類は?

ビザの必要書類の一例を挙げます。ケースによっては、これ以外の書類も必要となります。

  • 証明写真(4.5cm×3.5cm)
  • 有効なパスポートの全ページのコピー ※有効期限6ヶ月以上必要
  • 渡航歴がわかる過去10年以内の失効後のパスポートのコピー
  • (ロシア国籍の場合)国内パスポートのコピー
  • 在留カードの表裏面のコピー
  • 本国のIDカード(身分証・National identification card)のコピー
  • 出生証明書コピー(英訳が必要)
  • 世帯全員の記載のある住民票(英訳が必要)
  • 無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)Certificate of criminal Record
  • 最終学歴の卒業証明書
  • その他の学習コース受講証明書
  • 英語能力を証明する資格証書(IELTSなど)
  • 本人または費用負担者の在職証明書、銀行口座の預金残高証明書、身元保証書、申請人との関係を示す証明書(英訳が必要)
  • 入学許可証 Confirmation of Enrolment (CoE)
  • 海外留学生健康保険証書 Certificate of Overseas Student Health Cover (OSHC)
  • 留学の動機書 Letter Statement for Genuine Temporary Entrant (GTE) Requirement:オーストラリアの現地学校を選んだ理由や卒業後の進路を説明したもの(本文タイプ入力、サイン申請者直筆)
  • 履歴書:学校を卒業してからのあなたの就労と非就労の履歴を詳細に記入してください。就労には、すべての有給雇用、自営業、家族経営の雇用、職場体験、インターンシップ、無給雇用、ボランティア活動が含まれます。非就労には、学校を卒業してからのすべての空白期間を含みます(英訳が必要)

など。

入学許可証(CoE)

上記で説明した通り、学生ビザの申請を行う前に、Commonwealth Registry of Courses (CRICOS) に登録されているコースに学生が入学したことを確認するために、入学許可証COE (Confirmation of Enrolment) または Letter of Acceptance を取得する必要があります。

オーストラリアでは、留学生の受け入れを行う教育機関には、政府認定校として認められることが必要となっています。どの教育機関がCRICOSに登録されているかは、サイトから検索することができます。

CRICOSサイト

COEには、各学生と紐づけられた固有のコードが書いてあります。そのCOEコードを、ビザ申請時にオンラインで入力する必要があります。

留学の動機書 (GTE)

GTEとは、オーストラリアの現地学校を選んだ理由や卒業後の進路を説明したもので、留学の動機書・理由書を指します。

このGTEは、学生ビザ申請のための添付書類として、もっとも重要な書類の一つだと言えます。

つまり、あなたは、本当にオーストラリアに来て勉強する意思があるのか、そして留学が実現できるのかどうかを移民局の審査官が確認するための書類です。具体的には、次のような内容を盛り込む必要があります。

  • 現在の滞在国(=日本)でのあなたの状況(勉強、生活、経験など)
  • オーストラリアに留学後のあなたの活動計画
  • オーストラリアで進学を希望するコースが、あなたの将来にとってどのような価値を持つのか
  • あなたの出入国履歴

要するに、従前は大使館でのビザ面接のときにインタビューを受けたであろう内容を、自ら先に申告するのだと言えばわかりやすいでしょうか。

つまり、審査官の立場に立って、あなたが審査官ならどういう質問をするのかを考えてみて、この人ならちゃんと留学生としてやっていけそうだなと印象付けるような回答を文書にします。

単に熱意だけでは不十分で、経歴や実力もアピールします。また、GTEの疎明資料として、あなたの履歴書、卒業証書、資格証書などを添付します。

しかし、十分な英語力がある(と経歴やテストなどで証明されている)学生が、今回わざわざ語学研修コースに参加するという場合、そこには合理性はありませんよね。こういった点にも十分に留意する必要があります。

GTEは、日本語または外国語で記入し、英語に翻訳することも可能です。

英語を学ぶための留学であれば、英語力が必ずしも必要であるとは限りません。それよりも、どういう経緯で、なぜ英語を学びにオーストラリアに行くのか、その理由が合理的であることが重視されます。

その意味で、若い方、大学を卒業したての方の方が、フレッシュな目的で英語を学ぶ意欲が高いだろうと判断される傾向にあります。

社会人としてある程度年数を重ねてきた方が、突然オーストラリアに留学に行く、ということでビザ申請を行い、不許可になった事例は数多くあります。

証明写真のサイズ

証明写真のサイズは、「4.5cm×3.5cm (45mm×35mm)」です(パスポートサイズ)。

日本の在留資格の申請に使用するサイズとは、異なりますので、

間違えないように、ご準備ください。

申請料金の支払い

申請料金については、海外で使用できる国際クレジットカード、または、デビットカードで支払います。

決済が完了しましたら、630オーストラリアドル(と手数料)が引き落とされます(2022年1月1日現在)。

書類の英語翻訳

提出書類はすべて英語で書かれているか、または、英訳文を添付する必要があります。

留学の動機書も、日本語で書いた場合は、英訳文を添付します。

申請後の健康診断

申請提出後、しばらくしましたら、メールで追加資料提出要求が届きます。

別に申請に問題があるわけではないので、心配しないでください。

よく読めば、健康診断を受けるように、という内容が確認できます。

これに従って、まず病歴についての申告を行います。

ImmiAccountにログインします。左側のリンクメニューから「View health assessment」→「Organise your Health Examinations」と進んでい行きます。進んでいくと、あなたの病歴を、Yes / Noで申告するページが表示されます。

病歴の申告ページ

これらの質問に正確に回答します。

申告をオンラインで提出したのち、Eメディカル・リファラル・レター(eMedical referral letter)がダウンロードできるようになります。

または、Health examinations required と書かれたRequest for Health Examinationsレターが届く場合もあります。どちらでも構いません。

重要なのは、ファイルの右上などにバーコードとともに、HAP ID番号が書かれていることを確認してください。この「HAP ID」は、健康診断の際に、病院で必要になります。

Eメディカル・リファラル・レター

そして、オーストラリア政府指定の病院に行って、健康診断を受けます。

健診時に必要な書類は、病院に詳細を確認していただきますが、次のような書類になります。

  • Eメディカル・リファラル・レター、もしくは、Request for Health Examinationsレターを印刷したもの(メールで届きます)
  • パスポート原本
  • 近視の方は眼鏡またはコンタクトレンズ
  • (ある場合)別の病院からの診断書、過去のレントゲン写真
  • 健康診断の費用

Eメディカル・リファラル・レターに記載のある、HAP IDにより情報はすべて連動していますので、健診後、自動的に当局に通知されます。

東京都内では、2023年10月現時点で、2軒のみしかありません。詳しくは、オーストラリア当局のホームページから確認してください。

どちらの病院も、ビザ申請用の健康診断について、詳しい案内がホームページ内に掲載されていますので、それに従って受診すると良いでしょう。

通常、申請提出後28日以内に健康診断を受診しなければなりません。

なお、健康診断は、オーストラリア政府指定の病院であれば、世界各国どの都市の病院で受けてもかまいません。例えば、普段は東京在住だが、中国に一時帰国中に中国の病院で健診を受けることもできます。

許可後の通知

許可・不許可にかかわらず、メールにて通知されます(ImmiAccount上でも確認できます)。

許可後も、パスポートに何のシールも貼られませんが、パスポートとVISAはすでに紐づけされています。

許可の際に、メール送信された通知(VISA GRANT NOTICE)のPDFは、プリントアウトして、渡航に行くときに持っていくと、空港でのチェックインなどで余計なトラブルが防止できます。PDFをスマホに保管しておくというのも良いでしょう。

ビザが不許可になるのはどういうときか?

十分な経済力があることが証明できていない場合、

留学の目的が不明確である場合、

偽装留学が疑われ、移民目的の傾向があると審査官に判断された場合、

これらの理由によりビザが不許可になることがあります。

当事務所で行政書士がビザ申請を代行。

当事務所では、日本在住の外国人のために、オーストラリア留学ビザ申請を代行いたします(オンライン申請)。

しかし、現時点では当事務所はオーストラリアの学校のあっせんはおこなっておりません。

学校は、ご自身で探して、入学許可をもらってください。

日本の留学仲介サービスを行っているエージェントであれば、ビザ申請は対応していない場合がありますが、学校の紹介は行っているかと思います。

その時には、CRICOS登録校であることの確認を忘れずに行ってください。

留学ビザは別のビザに変更できる?

留学ビザをもってオーストラリアで勉強した後、オーストラリアの永住権を申請する道も開かれています。永住権を得るには、技術独立ビザSkilled Independent visaや雇用主指名ビザEmployer Nomination Scheme visaなど、いくつかの方法があります。卒業後すぐに永住ビザを申請できない場合も、卒業ビザTemporary Graduate visaを使って、卒業後最大で4年間オーストラリアに滞在できます。

行政書士事務所に依頼するメリット

行政書士横山国際法務事務所にご依頼いただく場合、4つのメリットがあります。

1.お客様の手間を軽減

当事務所でビザ申請を代行することにより、

お客様は、オーストラリア大使館または移民国境警備省と

英語でのやり取りをする必要はありません。

2.豊富なノウハウを有しています

上述の「ビザが不許可になりやすい方」というのは、確実に存在します。

そのような場合は、追加書類として何を準備すればよいか?

どのように立証すればよいか?

について、当事務所は数々の経験から、豊富なノウハウを有しています。

行政書士横山国際事務所のオーストラリアビザの実績は、

業界最多です。他社と比べてみてください。

オーストラリアビザ実績 2022年

 

オーストラリアビザ実績 2023年

3.個人情報の保護

オーストラリアビザ申請の際に提供するお客様の個人情報は、

パスポート情報、在留カード情報、戸籍情報、クレジットカード番号など

高度に管理が必要な内容になります。

行政書士事務所は、国家資格であり、法律により、守秘義務を課せられています。

4.お客様の声

行政書士横山国際法務事務所は、

外国人向けオーストラリアビザ申請に特化したサービスを提供しており、

これまでたくさんのお客様から高い評価をいただいてきました。

日本国籍の子どもや配偶者と一緒に渡航したい、

ビザ取得後、住所が変わったのだけど、といったビザ取得後の

お客様へのアフターサービスを行っています。

よくある質問

これまでオーストラリアビザを申請した国籍一覧

中国

ベトナム

タイ

フィリピン

モンゴル

ロシア

ミャンマー

インドネシア

ラオス

パキスタン

イラン

ガーナ

エジプト

ブラジル

ペルー

コロンビア

(2019年10月現在)上記以外の国籍の方も、遠慮なくご相談ください。

料金表(標準プランのみ)

手続きの種類標準プラン
Standard Plan
+実費
+ Application Charge
在日外国人のオーストラリア留学ビザ(翻訳費用込)

※オンライン申請。本人出頭不要。

¥110,000+ 約18万円 (大使館手数料)~

別途必要。当事務所が支払い代行します。

※不許可後の再申請、特殊事情のある方は、別途お見積もりします。

お気軽にご相談ください。

Email: info@lawoffice-yokoyama.com

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