日本在住の中国人向けに、オーストラリア観光ビザ(サブクラス600)のオンライン申請方法を詳しく解説。必要書類、英語・NAATI翻訳、費用や審査期間、行政書士による申請代行サポートについてご案内します。

オーストラリア観光ビザとは?(Subclass 600)

こんにちは。行政書士の横山です。日本在住の中国籍の方から、最近たくさんお問い合わせをいただきます、オーストラリアへの観光ビザの申請について、詳しく説明したいと思います。

このページでは、日本在住の中国籍の方がオーストラリア観光ビザ(Subclass 600)を申請する方法を、最新ルールに基づき、わかりやすくまとめています。

まず最初に、必要な情報を簡単にまとめると:

項目答え
申請方法オンライン申請(ImmiAccount)※郵送不可
審査期間約2〜6週間(繁忙期は延びる可能性あり)
必要書類パスポート、在留カード、残高証明書、日本の在留資格証明、旅行計画、翻訳書類など
翻訳英語翻訳が必要(日本語・中国語の書類はそのまま提出不可の場合あり)

このあと、ステップごとに詳しく説明します。

(重要)2017年2月20日より、中国籍の方のオンライン申請が可能となり、2023年時点ですでに郵送申請は廃止されています。郵送で申請しても、不受理となって、書類を返却されますので、ご注意ください。オンライン申請については、こちらをご覧ください。郵送申請の取り扱いはすでに終了いたしました。

パソコン(PC)をお持ちではない場合、絶対無理とは言いませんが、スマホだけで申請することは非常に困難です。ご自身によるオンラインでの申請にご不安な場合は、是非当事務所にご依頼ください。

 

当事務所はすべてオンライン申請でお受けしています。

横山先生
横山先生
ご自身によるオンラインでの申請にご不安な場合は、是非当事務所にご依頼ください。
当事務所はすべてオンライン申請でお受けしています。

取得するビザの種類

ここでは、次のビザを申請する場合について説明します。

訪問ビザ (サブクラス 600)  で、

観光ストリーム Tourist stream: 娯楽、親族・友人訪問等、観光目的で訪問する場合。

クオッカワラビー

必要書類一覧(中国籍・日本在住者向け)

日本在住の中国人の方で、日本で仕事しているか、

または、日本人の配偶者など身分系ビザで生活している場合を前提に

必要書類を挙げています。

もちろん、ケースによっては、これ以外の書類も必要となります。

  • 申請書 Application for a Visitor visa – Tourist stream(※ImmiAccountシステムからオンライン上で英文で入力します)
  • 申請料金を支払うためのクレジットカード・デビットカード  ※ImmiAccountを通じて、オンライン決済します。
  • 証明写真(3.5㎝×4.5㎝)
  • 有効なパスポートの全ページのコピー
  • 在留カードの表裏面のコピー
  • 中国身分証のコピー
  • 個人の銀行口座の預金残高証明書(英文)
  • オーストラリア滞在中の旅行計画書(英文)
  • 日本国籍の配偶者の場合は、日本国籍者の戸籍事項全部証明書(戸籍謄本)(英訳が必要)
  • 世帯全員の記載がある、省略無しの住民票(英訳が必要)
  • 日本での在職証明書(英文)
  • (年金生活者の場合)本人または配偶者の公的年金等の源泉徴収票。日本年金機構発行のもの。(英訳が必要)

など。

横山先生
横山先生
当事務所にご依頼いただく場合、お支払いを代行しますので、あなたがクレジットカードをお持ちでなくても申請できます。

申請書

オンライン申請になった現在は、Form1419の内容をすべてウェブ上で入力していく必要があります。紙に手書きで書いたForm 1419は準備不要です。

証明写真のサイズ

証明写真のサイズは、「4.5cm×3.5cm (45mm×35mm)」です(パスポートサイズ)。

日本の在留資格の申請に使用するサイズとは、異なりますので、間違えないように、ご準備ください。

申請に必要な翻訳について(英語対応)

注意点としては、

書類はすべて英語で用意する必要がある点です。

パスポートや在留カードは、英文でも併記されているため、わざわざ翻訳する必要はありませんが、

在職証明書、旅行計画書、預金残高証明書などは、英文で作成するか、

英文で作成できない場合は、英語への翻訳が必要です。

その場合、自分で翻訳したものは認められず、

オーストラリア公認翻訳者 – NAATIまたはプロの翻訳者による英文翻訳が必要です。

翻訳された文書は翻訳業者のレターヘッドを使用したもの、

または社印・認証印の押印、翻訳業者/翻訳者の連絡先が明記してあるものを提出します。

 

また、申請者が、下記の場合にも必要書類が異なります。

  • 18歳未満の場合
  • 75歳以上の場合
  • 軍隊勤務の経歴がある場合
  • 滞在予定期間が3カ月以上の場合
  • オーストラリアに親族がいる場合

 

申請手順(オンライン ImmiAccount)

1.書類を整えます。翻訳が必要な書類は英文に翻訳します。

2.ImmiAccountにより、申請内容を入力し、申請手数料をカード決済します。

3.大使館が受領した後、申請書に記載したe-mailアドレス宛てに受付の連絡が来ます。

4.審査状況は、適宜ImmiAccountからオンラインで確認できます。

処理済~_status

5.同じe-mailアドレスに、許可(Grant)または不許可の通知が来ます。

許可の際に、メール送信された通知(VISA GRANT NOTICE)のPDFは、

プリントアウトして、旅行に行くときに持っていくと安心です。(必須ではありません)

 

なお、パスポートには、VISAのスタンプもシールも押されません。電子的にビザ情報が自動的に登録されています。

 

審査にかかる時間は?

観光ストリームのSub class 600のVISAの場合、

通常3-4週間くらいで結果が通知されることが多いです。

 

審査にかかる費用は?

これらの費用がかかります。

  • オーストラリア大使館へ支払う申請料金 200豪ドル
  • 銀行残高証明書 約800円~
  • 戸籍謄本翻訳費用(NAATI翻訳会社) 約10,000円~
  • 住民票翻訳費用(NAATI翻訳会社) 約10,000円~

つまり、自分で申請しても4万円以上の費用がかかります。

翻訳量によっては、もっとかかるでしょう。

当行政書士事務所にご依頼いただく場合は、翻訳費込みでご提供しています。クレジットカードも不要です。

 

もらえるビザは?

大使館の判断となりますが、

有効期限1年の、滞在可能期間3カ月のマルチ(複数回渡航可能)ビザ

が一般的です。

中国国内で10年有効のビザを取得することができますが、これは、日本国内からは申請することができません。

よくある不許可理由と注意点

ビザ申請後、残念ながら不許可となってしまうこともあります。

不許可の理由は、日本での滞在歴が短い、日本のビザが短く不安定だ、という理由から、日本での定着性の弱さが指摘され、オーストラリア訪問後、日本に戻らないのではないか?と疑われたり、

または、収入が低く、資産も十分ではないとみなされ、本当に旅行目的で渡航するのか、別の目的があるのではないかと疑われて、不許可になるケースが多いです。

次のような方が、ビザが不許可になりやすい方とされています。

例:

  • 収入のない方(留学生など)
  • 若い女性の単独渡航
  • 資力がないと思われる方
  • 無職、または、仕事が安定していないと思われる方
  • 日本の非永住者で、残りの在留期間が短い方(例:1年以下)
  • 日本に家族がおらず、単身の方
  • 特定の出身国、出身地域の方
  • 特定の在留資格をお持ちの方(技能実習、特定技能SSWなど)
  • 過去に違反歴又は不許可歴のある方
  • 18歳未満の子供の単独渡航、または、片親のみが同行する場合 ※詳しい説明は、次の項目で後述します。
  • 持病のある方
  • そして、オンラインでのビザ申請に不慣れな方

このような場合には、追加書類の提出を検討します。

どのような追加書類を出せばよいかは、ケースによって異なりますので、お問い合わせください。

当事務所の豊富な実績に基づいて、最適な申請をアレンジいたします。

当事務所サポート内容と料金

料金表(標準プランのみ)

 

手続きの種類標準プラン
Standard Plan
+実費
+ Application Charge
在日外国人のオーストラリア観光ビザ(翻訳費用込)
※オンライン申請。本人出頭不要。パスポート原本不要。未成年者以外。
¥55,000~+26,000円~
ご家族(同一世帯の父母、子、配偶者のみ)で同時申請の場合、2人目以降
※兄弟姉妹、ご友人などは含みません。
+¥27,500~/名26,000円~/名
日本国籍の同行者のETAS申請代行
※ご自身のスマホのアプリによる申請となりますので、現在代理申請はお受けしていません。
お受けできません。
在日外国人のオーストラリア商用ビザ(翻訳費用込)※オンライン申請。本人出頭不要。パスポート提供不要。
※複数名の場合は、ご相談ください。50名同時申請の実績もあります!
¥88,000~26,000円~

オーストラリアビザ、アメリカビザ、英国ビザ等第三国のビザ費用実費は、決済会社との規約により、現金、銀行振込の手段で全額を契約時にお支払いいただきます。

※不許可後の再申請、特殊事情のある方、事業経営者の方、翻訳書類の多い方、等は、上記の費用とは異なります。別途お見積もりします。

また、当事務所にアメリカビザ他、その他各国ビザをお申込みしたことがある方は、お値引きします。

行政書士事務所に依頼するメリットは?

行政書士横山国際法務事務所にご依頼いただいた場合、4つのメリットがあります。

1.お客様の手間を軽減

当事務所でビザ申請を代行することにより、

お客様は、オーストラリア大使館または移民国境警備省と

英語でのやり取りをする必要はありません。

2.豊富なノウハウを有しています

「ビザが不許可になりやすい方」というのは、確実に存在します。

そのような場合は、追加書類として何を準備すればよいか?

どのように立証すればよいか?

について、当事務所は数々の経験から、豊富なノウハウを有しています。

3.個人情報の保護

オーストラリアビザ申請の際に提供するお客様の個人情報は、

パスポート情報、在留カード情報、戸籍情報、クレジットカード番号など

高度に管理が必要な内容になります。

行政書士事務所は、国家資格であり、法律により、守秘義務を課せられています。

4.お客様の声

行政書士横山国際法務事務所は、

外国人向けオーストラリアビザ申請に特化したサービスを提供しており、

これまでたくさんのお客様から高い評価をいただいてきました。

FAQ(オーストラリアビザ申請のよくある質問)

Q1:ビザ申請時にパスポート原本の提出は必要ですか?

→ いいえ。オンライン申請のため、原本郵送はしません。スキャンデータを使用します。

Q2:残高証明はいくら必要ですか?

観光ビザの場合、オーストラリア移民法令では、明示的な金額設定はありません
一方で、当事務所からは、100万円~200万円以上あった方が望ましい、と回答しております。いくら以上という決まりはありませんが、自身の旅行日程を見て、どのくらい使うのかを計算してみます。例えば、夫婦2人の旅行で1日5万円かかるとして(円安ですので)、2週間の日程であれば、5万円×14日=70万円です。航空券でプラス15万円として、これで約85万円です。この旅行で貯金を全部使ってしまうことはあまり考えられないので、(申請者の方は、日本という外国に住んでいるのですから)日本に帰ってきても生活できる程度の貯金、つまり当座の資金として、旅行費用と同額程度は必要になると考えます。このため、当事務所では、貯金が200万円もない方は、申請に支障があるのではないかと考えます。

Q3:英語の翻訳は自分でしてもよいですか?

→ NAATIの公認翻訳士などのプロの翻訳者に資料の翻訳を依頼します。お友達は自分で申請して許可されたと言っていたから、その言葉を信じますか? 不許可事例の半数が、実は翻訳不備・形式違反です。当事務所では申請書式に沿った翻訳対応が可能です。

Q4:航空券予約は必要ですか?

→ 必須ではありませんが、旅行計画(日付・滞在都市・観光目的)の提出が求められます。

それ以外の質問はこちらから↓

よくある質問

対応地域

当事務所で申請代行いたします(オンライン申請対応。時間大幅短縮)。お気軽にご相談ください。

ご依頼いただく場合の流れは、こちら→

オーストラリア観光ビザ(Subclass 600)は、書類形式・翻訳方法・自己申請ミスによって不許可になるケースがよくあります。

  • 「必要書類が揃っているかわからない」
  • 「申請手順が複雑で迷っている」
  • 「翻訳は必要?どこまで必要?」

  • 「以前、他国でビザが拒否されたことがある」

そんな場合でも、まずはお気軽にご相談ください。

電話:03-6264-9388

Email: info@lawoffice-yokoyama.com

邮件咨询请点击

対応エリア:北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

申請サポート・ご相談について

外国人のオーストラリア観光ビザ(Subclass 600)の申請手続きについて、 必要書類や翻訳、申請条件に不安がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。

当事務所では、日本在住の中国籍・その他外国籍の方のオーストラリアビザ申請サポートを多数取り扱っています。

お問い合わせはこちら

※相談は予約制です。※申請結果を保証するものではありませんが、正しい準備方法をご案内します。

メインページに戻る