クオッカワラビー

「クオッカ」(Quokka)を知っていますか?

その愛くるしい笑顔と人懐っこさから、「世界一幸せな動物」と呼ばれ、ピカチュウのモデルにもなったとも言われています。

ネズミのような姿をしていますが、実は、有袋類で、ワラビーの仲間です。ちゃんとおなかに袋を持ってます。

 

こんなかわいいクオッカですが、オーストラリア大陸の西の端の小さな島、ロットネスト島(Rottnest Island)にしか生息していません。

ロットネスト島へ、クオッカに会いに行く旅に出かけませんか?

ロットネスト島への行き方を、詳しく説明します。

 

玄関口は、西オーストラリアの都市、パース(Perth)

まずは、西オーストラリア州の州都であるパースを目指します。

日本からパースで直行するフライトや、シンガポール経由、香港経由といったフライトが便利です。

 

しかし、今回、オーストラリア国内線を使って、シドニーからパースまで飛びました。

使ったのは、ヴァージン・オーストラリア航空(Virgin Australia)。Expediaなどから簡単に予約できます。

ヴァージン・オーストラリア航空

ヴァージン・オーストラリア航空のメリットは、

  • 普通のLCCと異なり、機内預け荷物の制限が緩い(追加料金なく、1個につき23 kg までOKでした。ジェットスターと比べるととても有利です。)
  • シドニー→パース→メルボルン→シドニーという周遊コースが組める。

ヴァージン・オーストラリア航空のウェブサイト

チェックインもいたってスムーズ。ほぼ完全な無人化が進んでます。

スマホに保存した電子チケットのQRコードを、チェックインカウンターの端末に読み込んで、操作していくと、搭乗券と預け荷物に括り付けるバゲッジクレームタグがプリントされて出てきます。

これを自分でスーツケースに括り付けてから、さらに別のところにある、荷物預け口で、搭乗券のバーコードをスキャンし、スーツケースをベルトコンベアに置けば完了です。

ほとんど行列もなく、ストレスフリーです。最初は、操作に戸惑いますが、慣れれば本当にラクチンです。

パース到着後、ロットネスト島への行き方

パースにもフェリー乗り場があり、そこからロットネスト島へ直接行く船もあるのですが、本数が少ないため、一般的には、パースの近郊の港町、フリマントル(Fremantle)へ陸路で向かい、そこから船でロットネスト島へ行くのが一般的です。

イギリス系移民のルート

フリマントルは、歴史のある港町で、イギリス系移民が、はるばるインド洋を渡って、オーストラリア大陸で最初に到着した地です。

パースのような近代的なビル群とは、また違った趣のある小さな街で、マーケットやカフェ巡りといった街歩きにも最適です。

パースからレンタカーでフリマントルまで

フリマントルへは、パースから電車も出ていますが、私は、パースでレンタカーを借りて、フリマントルで乗り捨てるというやり方を使いました。

私が調べた限りでは、フリマントルに営業所があり、このルートが可能なのは、Europcarのみ。

Europcarのサイト

パース空港で借りたレンタカーは、数日はパース近郊のドライブを楽しみ、最後に、フリマントルで乗り捨てて、ロットネスト島へ向かうというのはなかなかオススメです。

フリマントルからはフェリーでロットネスト島へ

ロットネスト・エクスプレスのウェブサイト

フリマントルからロットネスト島への船は、Rottnest Express社のフェリーを利用しました。

すべて日本に居ながらオンラインでウェブ予約できます。

少し注意点ですが、ウェブ予約の際に、預け荷物の個数を入力し、手数料を支払います。

これは、フェリー乗り場のカウンターで、バゲッジクレームタグに交換してもらい、自分でスーツケースに貼り付けます。

船のスタッフが、スーツケースをそのまま島であなたが宿泊予定のホテルに届けてくれます。

ですので、島に着いたら、手ぶらですぐに遊びに出かけられます。

また、船のチケットと同時に、レンタサイクルや、シュノーケルセットのレンタルも予約できてしまいます。

 

さあいよいよ、ロットネスト島にたどり着きました。

クオッカを観察したり、島を自転車で廻ったり、マリンスポーツに興じたりと思う存分楽しんでください。