中国語の語学留学目的でのビザは?
中国語を学ぶために、台湾に行く場合には、どのビザを取得すればよいのでしょうか?
一般的には、語学留学用の停留ビザを日本で取得後、渡航することになります。
半年以上滞在することが決まっていれば、停留ビザではなく、居留ビザを取得した方が、台湾でのビザ延長の手間が減ります。
しかし、日本側で取りやすい停留ビザを取得してから台湾に着いてから、居留ビザに変更するパターンが多いようです。
ここでは、「語学留学用の停留ビザ」取得について、説明します。
ビザを取る必要性
日本のパスポートを持っている方は、台湾の査証免除国となり、
90日間の滞在ではビザは必要ありません。
しかし、このビザ無しでの渡航は、
短期滞在(観光、商用、親戚訪問等)の場合に限定されます。
つまり、語学研修で台湾訪問目的の方については、
必ず渡航前に目的に合ったビザを取得する必要があります。
ビザ無し、または目的とは異なるビザで入国した場合、
台湾現地の外交部領事事務局ではビザの切り替えができません。
その場合は、一旦日本に戻ってから、適切なビザを申請して再来台する必要がありますので、
ご注意ください。
必要書類は?
必要書類をまとめました。
1.オンライン査証申請書(簽證申請表) | オンライン上の「簽證線上填表」で申請書を入力し、これをプリントしてから署名して完成させます。 |
2.証明写真(3.5×4.5㎝)2枚 |
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3.パスポート原本及び基本情報ページと直近の台湾入境印のあるページの写し | パスポートは、有効期限が6カ月以上あり、空欄のページがあることが必要です。 |
4.台湾の教育部の認可大学附設国語文センター又は機構が発行した入学許可証 原本及び写し |
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5.学習計画書(研習計畫書) 原本及び写し | 記載内容は、中国語を学習する動機書及び学習計画について |
6.資力証明の書類 原本及び写し | 銀行残高証明書などで資力を証明します。
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7.その他、要求に応じた別の書類 |
オンライン査証申請書とは?
台湾ビザは、オンラインで申請書のフォーマットがあり、それに入力して、プリントアウトします。
オンラインビザシステム(簽證線上填表)で申請書を作成する必要があります。
(中国大陸、香港、マカオ籍の方は除きます)
入境回数を選ぶ項目がありますが、
「單次(SINGLE)」または「多次(MULTIPLE)」
から選択できます。
「多次(MULTIPLE)」は複数回渡航可能となります。
「多次(MULTIPLE)」の場合、手数料が倍額になりますが、
留学期間中、いつでも日本に戻ることができますので、
「多次(MULTIPLE)」を取得されるのが安心です。
申請書の入力が終了し、確認も終えましたら、
印刷し、パスポートと同じサインをして完成です。
申請提出
申請書を作成し、その他の必要書類の準備ができましたら、
申請に行きます。
中華民国(台湾)と日本は国交がありませんので、
いわゆる「大使館」は日本にありません。
このため、台北駐日経済文化代表処に行き、申請を提出します。
台北駐日経済文化代表処は、中華民国(台湾)の日本における 外交の窓口機関です。
民間の機構ではありますが、実質的には大使館や領事館の役割を果たしています。
発給時間は、翌営業日の発給としています。
滞在可能期間は、60日間、または、90日間となります。
もちろん、台湾の内政部入出国及び移民署にて、ビザ更新(延長)することが可能です。